公立小・中学一貫教育一小学校⇒一中学校過疎の村でもなかったらありえない話です。 他の小学校と混ざらずに中学へご入学ですもの。 小学校と中学校の先生方は常に情報交換しています。 ソフトボール大会もしているしね。 ご入学早々「Mの妹やな」「Sの弟」「兄ちゃんみたいに悪さするなよ」と家庭環境まですべてお見通し。 これを私は「公立小・中学校一貫教育」とよぶ。 貧富の差が激しかった私達の校区。 中学にあがれば、着任先生は「お気の毒に」と言われる悪名高い学校。 そんな悪名高い学校に、先生方はのんびり何年もお勤めになる。そんなアットホームな学校だった。 この小さな中学の伝統行事 卒業生が卒業式前に学校の白壁をペンキ塗り替えをする。ま、白くなる前にはちゃーんと「自分がここにいたよ」というしるしを書きまくります。そして、真っ白にして、教室にサヨナラをします。 3クラスしかないつながりは長年に及んでまだつながっている。 同窓会はロシアにいたから出席できなかったけど、クラスの同窓会じゃない。学年の同窓会なんだ。だって、9年も一緒にいたら卒業の時は誰と一緒のクラスだったかは定かじゃない。全員を知っている。だから、カラオケを全部屋貸切状態で騒いだこともあった。今はみんな子育てや仕事に忙しい。 そして私は一生の友達とであった。 |